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テクノとかエレクトロとか

クラブミュージック全般について書きたいです。

Computer World / Kraftwerk(81)

 

Computer World

Computer World

 1.Computer World<コンピューター・ワールド>

2.Pocket Calculator<電卓>

3.Numbers<ナンバース>

4.Computer World 2<コンピューター・ワールド2>

5.Computer Love<コンピューター・ラブ>

6.Home Computer<ホーム・コンピューター>

7.It's More Fun to Compute<コンピューターはボクのオモチャ>

 

邦題「コンピューター・ワールド」

81年5月発売 [独7位/英15位/米72位] 

 

今もなお現代的

 

3年ぶり8枚目の作品で、来たるべきコンピューターテクノロジーの発展と社会への浸透化がコンセプトになっています。アルバムを発表する毎に強化されていったドラムビートメイキングはこのアルバムで極致に達しました。更に前作よりも各音のリバーブが抑えられているからか、全体的にダイレクトかつシャープな聴き味です。シンセポップ全盛の時代に発売され、当時は「シンプルすぎる」という批判もあった作品ですが、この計算されたリズムトラックと多彩なシンセサウンドを無駄なくシンプルに聴かせられる所にクラフトワークの偉大さを感じます。

 

M1「Computer World」のズンズン迫るようなベースシーケンスで幕開け。「仕事、数字、金、国民」と静かに警告している様な歌詞は5枚目の「Radio-activity」の手法を思い出させます。そこから続くM2「Pocket Calculator」へのドラムビートの変化が独特のドライブ感を生んでいて更に引き込まれます。そして強烈なリズムトラックに乗せて様々な国の言語で数字をカウントしていくM3「Numbers」から間髪入れずになだれ込むM4「Computer wolrd 2」で一曲目の主題が繰り返される(我に返らせる?)とても見事な構成になっています。その後も切なくも少し可愛らしいシンセのメロディーが印象的なM5「Computer Love」、イントロから凄まじく格好良いM6「Home Computer」と気づけば全曲素晴らしいです。

 

クラフトワークならではのコンセプトで、今聴いても古臭さを感じないどころか、現在だからこそこのサウンドとメッセージはしっかりと刺さる内容になっています。間違いなく必聴の名盤でしょう。とは言っても「Autobahn」以降の彼らの作品はすべて必聴なんだと思いますが・・・。

 

Numbers

Numbers